2015年10月06日

これから介護タクシーを始めようと考えてる方へ(その2)

これから介護タクシーを始めようと考えてる方へ(その2)です。

 今回は、料金についてです。
 介護タクシーは、大きく分けて介護保険を利用するものと、そうでないものとがあります。
 ここでは、介護保険を使用しない、一般乗用旅客自動車運送事業(福祉限定)のケア運賃についてお話します。
 介護タクシーの料金は、タクシー運賃と介助料金から成り立っています。
 タクシー運賃は、国から認可を受けた料金としなければなりません。
CIMG3725.JPG

 茨城県の場合、大型で初乗り。700円〜770の範囲で設定します。
 介助料金については、規制はありませんので、各事業者で自由に設定しています。 代表的な料金例として、自宅から病院までの車椅子で往復約3Kmとします。
  〇初乗り運賃を700円、介助料金を1000円とした場合
   運賃 1,690円、介助料 1,000円 往復合計 5,380円
   月に40回あったとして、月額 215,200円となります。
  〇初乗り運賃を770円、介助料金を1000円とした場合
   運賃 1,850円、介助料 1,000円 往復合計 5,700円
   月に40回あったとして、月額 228,000円となります。
 見かけ上、1割安いと思われますが、実質6%程度しか差がありません。
 1か月の収入で見ても1万円程度の差です。

 では、自宅から病院までの車椅子で往復約15Kmとします。
  〇運賃を700円、介助料金を1000円とした場合
   運賃 5,990円、介助料 1,000円 往復合計 13,980円
   月に15回あったとして、月額 209,700円となります。
  〇運賃を770円、介助料金を1000円とした場合
   運賃 6,990円、介助料 1,000円 往復合計 15,980円
   月に15回あったとして、月額 239,700円となります。
 このケースでは、14%程度の差があり、月額で3万円の差となります。

 比較的に近距離が多い場合は、運賃設定を低め設定しても実損は少なく、安価の宣伝効果の方が高いと思われます。距離が長い場合は、宣伝効果より実損の方が大きくなる傾向にあると言えます。
 介助料金の割合が高くなる場合は、運賃が低めでも実際の収入にはさほど影響が少ないことがわかります。

 開業される地域の利用距離、周辺事業者の料金体系を考慮して料金を検討してください。
 
posted by 県南介護タクシー at 11:49| Comment(0) | 開業支援
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